歯磨き後に口をゆすぐのは1回でいいって本当?
2020年1月18日
皆さん、こんにちは。
神戸市須磨区の須磨公園駅にある、谷山歯科クリニックです。
歯磨き後のうがい、どのようにしていますか?
歯磨き粉の味がなくなるまで、何度も何度も、という方が多いかもしれませんね。
ですが、本来は「軽く1回」だけで十分なのです。
「えっ、それじゃあ歯磨き粉の味が口の中に残ったままにならない?」と思われたかもしれませんが、実はそれが目的です。
歯を磨くときは、いきなり歯磨き粉をつけるのではなく、まずは何もつけないで磨きます。
磨き残しをしないように、奥の方から順番に磨いていくというように、磨く順番を決めておき、1本1本ていねいに磨いていきます。
1日1回は、歯間ブラシやデンタルフロスなどを利用して、歯と歯のすき間などの磨き残しが出やすいところまで、しっかりと磨き上げるようにしましょう。
歯を磨き終わったらお口をゆすぎます。この段階で、汚れを全体的に落とし、最後に歯磨き粉をつけて仕上げ磨きを行います。
市販の歯磨き粉にはたいていフッ素が配合されていますが、歯科医院専売の歯磨き粉にはフッ素の配合率が高いものがありますのでケアに採り入れるのもおすすめです。
フッ素は歯の再石灰化という作用を促し、歯を強化するサポートをしますので、できるだけ歯に浸透させるほうが良いのです。
ゆすいで落としてしまったら、せっかくのフッ素のパワーを得ることができません。
歯磨き粉をお口全体に行き渡らせたら、ゆすぎすぎないで、少し味が残っているくらいの状態で歯みがきを終えます。
谷山歯科クリニックでは、一人ひとりのお口の状態に合わせた効果的な歯磨きの方法をアドバイスしています。
歯科専売のデンタルケアグッズも数多くご用意しておりますので、興味のある方は受付でお声がけください。